今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
それでは早速見ていきましょう。
ケニアコーヒーが持つ2つの特徴

では早速、本題に入っていきます。
実はケニアコーヒーは焙煎度によって味がガラッと変わるのが特徴的。
主に浅煎りと深煎りで違いが出てきます。
- 浅煎り:深い香りと酸味
- 深煎り:力強さと甘み
1つ1つ解説します。
浅煎りは深い香りと酸味
浅煎りのときのケニアコーヒーの特徴はズバリ、深い香りと酸味です。
カシスやグレープフルーツを思わせるシャープな酸味が特徴的。
浅煎りで仕上げるとこの酸味が前面に出てきて、まるでフルーツジュースのような明るい風味のコーヒーに仕上がります。
これはエチオピアをはじめ、アフリカの気候&品種から共通するものが多いからと言われています。
深煎りは力強さと甘み
深煎りの場合はガラッと変わって力強さと甘みが出てきます。
中煎りくらいまでは強い酸味が特徴のコーヒーですが、中深煎り以上になると酸味がほどよく抑えられ、うっとりするような芳香・力強い苦味やコク・優しい甘みが出てきます。
アフリカのコーヒーらしい、スパイシーで複雑な味わいのコーヒーに生まれ変わるのです。
後味も悪くありません。
詳しい焙煎度合いについて知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

ケニア産コーヒー豆の等級・グレード


ケニア産コーヒー豆の等級は生豆の粒の大きさによって区別され、取引されています。
コーヒー豆のグレードの評価方法は、産地の標高や生豆の粒の大きさ(スクリーニング)・精製方法など、色々な方法が存在します。
しかしケニアではコーヒー豆の品質評価方法は、生豆の粒の大きさで選ぶ「スクリーニング」が一般的です。
スクリーンサイズは全部で7つに分けられます。
以下の通りです。
AA | スクリーン17〜18 |
AB | スクリーン15〜16 |
C | スクリーン15〜16 |
E | 巨大種の豆、やや大味 |
TT | AA・ABの中から風圧で飛ばされた軽量豆 |
T | 非常に小さく細い豆。欠点豆を含む |
PB | 丸豆(ピーベリー) |
またランク付けは以下のようになっています。
- FINE
- GOOD
- FAIR TO GOOD
- FAIR AVERAGE QUALITY
- FAIR
- POOR TO FAIR
一番上が品質が良く、外見も良いということになります。
下に行けば行くほど、品質&外見は劣化していきます。
ケニア産コーヒー豆の品種・種類


ケニア産コーヒー豆の大部分がアラビカ種で、SL28、SL34が主力品種になります。
アラビカ種といえば、高級品種として扱われています。
では一体SL28、SL34とは何なのでしょうか?
SL28・SL34とは
そもそもSLとは、昔ナイロビにあった研究所「スコットラボラトリー」の略です。
SL28、SL34もブルボン種から選ばれた多くの品種の中の一つになります。
SL28は干ばつに強く、SL34は高地での栽培に適応しています。
近年はサビ病などに耐性のある、ルイル11を植える傾向があります。
ルイル11とは
ルイル11とは、カチモールとSL種の交配種です。
ケニア独特の香味の特徴が弱いですが、全体的にバランスが取れているのが特徴的です。
またその深い香りは、コーヒー豆の価値にも繋がってきます。
そのため、ケニア産コーヒー豆の大体が高級とされています。
人気に火がつかないのはそのような理由があるからでしょう。
ケニアコーヒーの歴史


ケニア国はコーヒーの聖地である「エチオピア」の隣国でありながら、近年まではコーヒー産業が積極的に行われていませんでした。
近年とは言いつつも、約100年前に遡ります。
ケニアにコーヒーが伝わったのは19世紀後半。
1890年代にカトリック教の宣教師によって、レユニオン島のコーヒーが国内に持ち込まれたことがきっかけと言われています。
ケニア国境にあるアフリカ最大の山脈「キリマンジャロ」が、コーヒー栽培に向いている土地だと分かった後は、すぐにお金を求めて多くの人々がケニアに定住し栽培をスタートさせたのです。
ケニアコーヒーの主な産地


続いては、ケニア産コーヒー豆の主な産地ついてご紹介していきます。
まとめると以下の通り。
- キリニヤガ
- エンブ
- ニエリ
- ルイル
- チカ
- メル
- 国土西部…etc.
このように様々な地方で産出されています。
土壌は水はけの良い赤土になっていること農園です。
尾根が谷に向かって緩やかに傾斜して、谷間には川が流れ肥沃な土壌が斜面を厚く覆っているのです。
気になった方はぜひ調べてみても面白いでしょう。
ケニアコーヒーのおすすめの飲み方


ケニアコーヒーのおすすめの飲み方はやはり、ブラック。
心地よい芳香にうっとりするはずです。
高温度だと苦味が先に来ますが、温度が下げていくと隠れていた甘みや酸味が徐々に出てきます。
温度変化による味わいの変化が楽しめます。
おすすめのケニアコーヒーならこれ「サザコーヒー レギュラーコーヒー ケニア 豆 200g」


おすすめのケニアコーヒーといえば間違いなくこちらの商品「サザコーヒー レギュラーコーヒー ケニア 豆 200g」。
柔らかい酸味がまろやかに続くフルーティなケニアコーヒーで、桃の果実感&ベルベットのような滑らかな口当たりが上品な美味しさが特徴的。
- 香り:
- 甘さ:
- コク:
- 酸味:
価格は¥1,300(税込)とコスパ抜群。
是非購入してみてください。
ケニアのコーヒーをより楽しもう


いかがだったでしょうか?
「ケニアコーヒーの特徴とは?味わいから豆の品種まで徹底解説【決定版】」というテーマでお伝えしました。
ケニアは、近年でかなりコーヒー生産を伸ばしてきていると言われています。
これからはエチオピア産のコーヒー豆だけではなく、ケニア産のコーヒー豆も一般的に見られる日が来るかもしれません。
是非今回解説した情報をもとに、ケニアコーヒーを楽しんでください!



そんな方には当サイトで一番人気の「珈琲きゃろっと
こちらは、スペシャルティコーヒーという世界的にも希少な高品質のコーヒー豆を使用。
また初回数量限定で、今だけ45%OFFのコーヒー豆お試しセットが楽しめます。
市販では味わえないような美味しさが楽しめるため、通販で買うのがおすすめ。
際立つ香り高い風味があり、後味が甘いのが特徴的。
鮮度 | |
---|---|
甘み | |
コク | |
酸味 | |
苦味 | |
香り | |
価格 | 今だけ¥1,980(送料無料) |