コーヒー豆の鮮度ってかなり美味しさに関係してくるの?
どうしたらコーヒー豆の鮮度を保てるの?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- コーヒー豆の鮮度の重要性
- コーヒー豆の鮮度を保つ3つの保存方法
- 身体への影響
コーヒー豆研究所は、日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修しています。
それでは早速見ていきましょう。
コーヒー豆の鮮度はかなり重要
最近ではコーヒー豆は、認知症や糖尿病の予防・脂肪燃焼・アンチエイジングなどの健康面でも注目されているものの1つです。
ですが、健康面に良いと言われているのは、鮮度が高い&酸化していないコーヒー豆のことを指しています。
鮮度が悪く、酸化しているコーヒー豆は、かえって胃への負担が大きくなってしまい、体に色々な影響を与えるとも言われているほどです。
コーヒー豆は生鮮食品
焙煎されたコーヒー豆は、見た目から乾燥したものと思う人もいると思いますが、本来は生鮮食品になります。
したがって、コーヒーが豆が入っている袋を開封した際から、そのコーヒー豆や粉の鮮度が徐々に失われ、酸化が進むことになります。
コーヒー豆の鮮度を保つ3つの保存方法
本題のコーヒー豆の鮮度を保つ3つの保存方法についてまとめていきます。
まとめると以下の通りです。
結論としては、常温・冷蔵庫・冷凍庫いずれかの保存方法で大丈夫です。
それぞれ時期と保存期間に応じて分けていきます。
詳しくは「コーヒー豆の適切な保存方法とは?鮮度を保つための注意点4つ【最新版】」の記事を参考にしてみてください。
鮮度を保つベストな保存方法は冷凍庫
一人ひとりのライフスタイルやコーヒー豆を使う時期によって保存方法は違ってきますが、大まかに決めると、鮮度を保つベストな保存方法は冷凍庫になります。
コーヒー豆は、紫外線や高温多湿な場所に弱いたけ、冷凍庫にしまうのがベストです。
焙煎したコーヒー豆には水分がほとんど含まれていないため、凍る心配はありません。
そして、暗く温度の低い場所ほど、コーヒー豆豆の鮮度を保てるため、冷凍庫は長期保存に向いています。
これはコーヒー豆の弱点である光が要因です。
上記で挙げた記事を参考にすると良いでしょう。
しかし、一度取り出したコーヒー豆は結露が出来てしまい、劣化につながってしまいます。
結露してしまうと、コーヒー豆に一時的に水分がついてしまいます。
そのため、再び冷凍庫に戻すことはやめましょう。
使う分量だけ小分けにする
ベストなのは、使う分量だけ小分けにして保存しておくことです。
一方、冷蔵庫は常温よりも保存場所としては適していますが、臭いが移ってしまう危険性があります。
「コーヒー豆には消臭効果がある」とよく言われます。
つまり、しっかりと密封していないと、冷蔵庫内の食品のニオイをコーヒー豆が吸収してしまうのです。
これではせっかくのコーヒーの風味が台無しになってしまうとともに、鮮度も落ちてしまいます。
以上の理由から、冷蔵庫で保存する場合は、密封できる容器に入れて保存すると鮮度を落とさずに済みます。
鮮度が落ちたコーヒーを見分けるポイント
では続いて、鮮度が落ちたコーヒーを見分けるポイントについて解説していきます。
今回は、飲む前に重点をおいて話していきます。
お家やオフィスなどで使っているコーヒーが酸化しているかいないかは、飲用する前に自分の視覚や嗅覚を使って見分けることが出来ます。
ポイントは以下の2つ。
コーヒーの泡
コーヒーを飲む前に酸化していることが一発で分かる方法は、見た目で判別することが可能です。
焙煎したコーヒー粉をフィルターでドリップした際に、上部が泡で盛り上がっている場合にはコーヒーがまだ新鮮であることのサインです。
ドリップして膨らみがない場合には、酸化が進んでいる、つまりは鮮度が落ちているとも言えます。
コーヒーの臭い
市販で売られているコーヒー豆は、鮮度を保つためにも、真空でパッキングされています。
開封した際に芳醇なコーヒーの香りがしているどうかという点も、酸化しているかどうかを判断する一種の基準になります。
鮮度が落ちたコーヒー豆を飲むことによる身体への影響
鮮度が落ちたコーヒー豆を飲むことによって身体への影響はないの?
このような意見をもつ方もいるでしょう。
結論として、重大な身体への悪影響はありません。
しかし、鮮度が落ちたコーヒー豆を飲んだ場合に起きうる症状をまとめましたので参考程度にどうぞ。
喉がイガイガする
本来、コーヒー豆は苦みと酸味が強い食品ではありますが、飲んでしばらくすると苦み&酸味が失われていきます。
ですが、飲んだ後に喉がイガイガし続け、後味がいつまでも舌に残った症状が出る可能性があります。
酸化しているコーヒー、つまり鮮度が落ちたコーヒーを飲んでしまったということが原因です。
お腹の調子が悪くなる・下痢
人によってそれぞれ体質は異なりますが、コーヒーを飲むとお腹の調子が悪くなる方もいることでしょう。
コーヒーを飲んでからお腹の調子が悪くなる理由として、過敏性腸症候群なども考えられますが、実は鮮度が落ちたコーヒーを飲むことで、お腹の調子が悪くなると言われることもあります。
コーヒー豆の鮮度を保つと味わいが劇的に変わる
いかがでしたでしょうか?
「美味しいコーヒー豆は鮮度が鍵!適切な3つの保存方法とは?というテーマでお伝えしました。
コーヒーの鮮度はなかなか判別しにくいですが、その判別方法を分かりさえすれば充実したコーヒーライフを遅れること間違いなしです。
また、コーヒー豆の鮮度を落とさないためには、保存方法も大切です。
しっかりと管理していきましょう。
コーヒー豆の鮮度を保つと味わいが劇的に変わるので、鮮度を保つようにしっかりと心がけてください。