今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- ブラックコーヒーとは何か
- ブラックコーヒーのカロリー
- ブラックコーヒーが飲めない人の克服方法
- おすすめの美味しいブラックコーヒー4選
本記事の信頼性
コーヒー豆研究所(@topcoffeelab)ではコーヒーの専門家が監修しています。コーヒーをこよなく愛し続けて約8年。バリスタとしての経験がありながら、現在はコーヒー豆&粉の専門家として日々活動中です。独自ブランドのコーヒー豆も販売中。
それでは早速見ていきましょう。
- ブラックコーヒーとは?
- コーヒーをブラックで飲むのは日本特有の文化
- ブラックコーヒーを飲むことで得られる効果・メリット
- ブラックコーヒーのカロリー
- ブラックコーヒーを飲むデメリット
- ブラックコーヒーが飲めない人の克服方法
- ブラックコーヒーの効果的な飲み方とは?ダイエットにおすすめ
- おすすめの美味しいブラックコーヒー4選【初心者から飲める】
- 1. 焙煎へのこだわりがすごい「珈琲きゃろっと 初回お試しセット」
- 2. 芳醇な香りとコクが特徴のコーヒー「土居珈琲 初めてのセット」
- 3. あっさりとした美味しさが特徴「日本ヒルスコーヒー リッチブレンド」
- 4. 今話題沸騰中のコーヒーブランド「ブルーボトルコーヒー」
- ブラックコーヒーには魅力がたくさんある!
ブラックコーヒーとは?

そもそもブラックコーヒーとは何なのか知っていますか?
結論ブラックコーヒーとは、コーヒーの粉から抽出した液に砂糖やミルクを一切入れない飲み物のことを指します。
一般的には「ミルクが入っているかいないか」がブラックの定義ではありますが、砂糖が入っていてもブラックコーヒーとされることもあります。
海外においてはカフェで「ブラック」と注文すると、砂糖のみを入れたコーヒーが提供されることが多いです。
ブラックコーヒーは本来の風味・香りが堪能できる
ブラックコーヒーは、ミルクや砂糖を入れたカフェオレやカフェラテなどよりも強い苦みが特徴的です。
そのため、小さい頃は苦すぎて飲めなかったという方が多く、大人になってからも苦みや酸味が苦手で飲みにくいという意見も多く見受けられます。
しかしながらブラックコーヒーは、コーヒー粉から抽出したままの飲み物です。
そのため、コクや甘味などのそれぞれの豆の味がダイレクトに楽しめるのは非常に大きな魅力でしょう。
産地・焙煎度・抽出方法の違いでも、コーヒーには様々な味があります。
ブラックコーヒーの正しい定義
あなたが普段見ているコーヒー飲料の「ブラック」という単語は、あくまで乳製品や乳化された食用油脂を使っていない商品に使われてるものでもあります。
つまり、砂糖のありなしは関係ありません。
「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」によって、以下のように決まっています。
- 糖類を使用した場合:「加糖」の表記が義務
- 低糖・微糖などの糖類の量を表示している場合:「加糖」の表記の義務付けなし
そのため、無糖、ブラックと謳われている場合でも、糖類が0.5g未満/100mlで、乳製品、乳化された食用油脂を使用していない可能性もあるということ。
コーヒーの種類
ブラックコーヒーを飲むならコーヒーの種類を知っておく必要があります。
コーヒーの豆には3大原種と呼ばれているのもがあります。
まとめると以下の通り。
- アラビカ種
- ロブスタ種
- リベリカ種
1つ1つ解説していきます。
アラビカ種
アラビカ種は、エチオピア原産で主に高地で栽培されています。
コーヒーにおいて一番重要な品種であり、コーヒー市場シェア率全体の60%~70%を占めます。
香味がかなり優れている品種であり、産地の土壌や気候による違いがあります。
デメリットとしてはデリケートな個性を持っているので、病害や霜害等に弱いことです。
そのデメリットの分として、香りがあると考えて良いでしょう。
スタバのコーヒー豆はアラビカ種
実はスターバックスコーヒーは、すべてアラビカ種が使われています。
ロブスタ種
ロブスタ種は、病害虫に強く栽培が簡単なのが特徴の品種。
ロブスタ種独特の香りと苦み、アラビカ種と比べると約2倍のカフェインを持っているのも特徴です。
正直品質は高くないものの、独特の香りが強く好まれる方には多くのファンがいます。
また安価で、取れる液量も多いので主に缶コーヒーやインスタントコーヒーに利用されています。
リベリカ種
リベリカ種は、幻のコーヒーと呼ばれている品種。
西アフリカ・リベリア原産の種類になります。
厳しい環境への適応力はありますが、アラビカ種に比べて味が落ちてしまいます。
サビ病に弱いことから西アフリカの一部で国でしか普及されていないのです。
コーヒー豆生産量全体のまさかの5%未満しか生産されていません。
また商品としての価値がかなり低いため、研究用に使われていることが多いです。
コーヒーをブラックで飲むのは日本特有の文化

皆さんはコーヒーをブラックで飲むのは日本特有の文化だということを知っていますか?
本来コーヒーというのは焙煎を深く熱して、砂糖をたっぷりと入れながら、甘くした上で飲む飲み物だったようです。
しかしながら、現在私達日本人の多くはブラックでコーヒーを飲んでいます。
上位でも少し触れましたが、欧米では「ブラック」というと、ミルクを使わず砂糖だけを入れるコーヒーのことを言います。
コーヒーに砂糖やミルクなど、何も入れずに美味しいと飲んでいるのは世界でも日本人が非常に多いそうです。
日本特有の文化ができた理由
日本人はなぜこのようにブラックでコーヒーを飲むようになったのでしょうか?
それこそ日本基準のコーヒーとして、元々素晴らしい味覚を持つ日本人だからこそできた飲み方なのかもしれません。
砂糖を入れずにブラックで飲むことは、世界的に見たらあまり一般的な飲み方ではありません。
ブラックコーヒーを飲むことで得られる効果・メリット

ここではブラックコーヒーを飲むことで得られる効果・メリットについて解説します。
まとめると以下の通りです。
- 脂肪を燃やすカフェインの働き
- クロロゲン酸の健康効果
- 肌のシミ防止効果
- 痩せる体をつくることが期待できる
1つ1つご紹介します。
脂肪を燃やすカフェインの働き
コーヒーに含まれるカフェインには脂肪の分解を早めてくれたり、エネルギー消費を高めたりする働きがあります。
カフェインは体内に入ることで自律神経である交感神経を刺激してくれ、血液の流れが良くなり、新陳代謝が活性化します。
それによって脂肪を燃やしやすくするというものです。
ブラックコーヒーのカフェイン量
ブラックコーヒーのカフェイン量は、100ml当たりのカフェイン含有量は60mg。
コーヒー豆の種別によって差がありますが、大体はこの数字におさまります。
そのため、コーヒー1杯(約140ml)に含まれるカフェイン量は84mg。
1日の限界摂取量は5mg/kgと研究結果が出ているので、自分で計算してみましょう。
カフェインについて「コーヒーのカフェイン量とは?摂取することの効果と副作用も解説」の記事をチェック!

クロロゲン酸の健康効果
クロロゲン酸は、コーヒー内の抗酸化作用の強いポリフェノールの一種です。
カフェインと同様に、脂肪の蓄積を抑える効果があります。
カフェインよりも多く含有されていうため、別名で「コーヒーポリフェノール」とも呼ばれることがあります。
コーヒーの香りや味は、このクロロゲン酸が重要な役割を果たしているとも言われているほどです。
またこのコーヒーの香りにはストレス緩和、リラックスの効果があります。
頭が痛いときや体が重いと感じる際は、香り高いコーヒーを飲むのが良いでしょう。
香り高いコーヒーといえばフレーバーコーヒーがおすすめです。以下の記事を参考にして下さい。



肌のシミ防止効果
またコーヒーには肌のシミ防止効果も期待できます。
女性の天敵であるシミですが、メラニンと言う色素成分が原因となっています。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、その原因を押さえてくれる効果があるとされています。
コーヒーと肌の関係性については「【決定版】コーヒーは肌荒れの原因になる?美肌を保つ飲み方を徹底解説」の記事をチェック!



痩せる体をつくることが期待できる
カフェインに含まれるリパーゼには脂肪分解酵素を活性化させる働き、クロロゲン酸には脂肪の分解を促進する働きがあります。
またカフェインによって血糖値が上昇することで食欲が抑制されます。
これによって痩せやすい体をつくることができるというわけです。
コーヒーはダイエットの味方とも言えます。
コーヒーダイエットをしたいならこの記事は必読です。



ブラックコーヒーのカロリー


ここではブラックコーヒーのカロリーについて見ていきます。
結論、ブラックコーヒーのカロリーは100gあたり4kcalです。
つまりほぼほぼコーヒーにはカロリーがなく、ダイエット向きな飲み物と言えるでしょう。
またアイスコーヒーの方が少しだけカロリーが低いです。
これは氷のおかげによるもの。
コーヒーは、カロリーなどを気にしながら体を作っている方にとっては、水に続いて非常に安心な飲み物といっても良いでしょう。
その他の飲料水のカロリー
コカ・コーラ | 45.9kcal |
---|---|
三ツ矢サイダー | 42kcal |
午後の紅茶(レモンティー) | 27kcal |
午後の紅茶(ミルクティー) | 36kcal |
レッドブル | 45.4kcal |
雪印コーヒー | 46.5kcal |
どれも100gあたりのカロリーになります。
ブラックコーヒーを飲むデメリット


ここではブラックコーヒーを飲むデメリットについて解説します。
まとめると以下の通りです。
- カフェインの摂り過ぎはストレスを増進させる
- 寝不足につながる
1つ1つご紹介します。
カフェインの摂り過ぎはストレスを増進させる
上記のように色々な美容効果が期待できるブラックコーヒーですが、摂りすぎると逆効果になってしまう可能性もあります。
多量のカフェインを摂取することによって、ストレスホルモンが増え、血圧や心拍数も上がります。
これによってエネルギーを蓄えるために脳が糖分を欲しがり、結果的に意図せずして筋肉を分解することに繋がってしまいます。
脂肪の燃焼を促してくれるホルモンも減ってしまうため、脂肪が燃えにくくなり、蓄積して太りやすくなってしまう可能性もあります。
寝不足につながる
これはよく知られていることですが、コーヒーのカフェイン作用により寝る間もずっと覚醒状態になってしまい、寝付きが悪くなってしまうことがあります。
寝不足により食欲を抑えるホルモンが減って食欲を促すホルモンが増えてしまうので、寝不足も太る原因と言われています。
飲むタイミングについては「コーヒーダイエットとは?その驚くべき効果と飲むべきタイミング【最新】」の記事を参考にしてください。



ブラックコーヒーが飲めない人の克服方法


ここではブラックコーヒーが飲めない人の克服方法をご紹介します。
ブラックコーヒーは苦くて苦手、飲めないという方も多くいるでしょう。
方法は合わせて5つあります。まとめると以下の通り。
- ミルクや砂糖を多く入れる
- 甘いコーヒーを試す
- コーヒーの味に慣れる
- スイーツと一緒に飲む
- コーヒーが美味しいカフェに行く
詳しくは「コーヒーが飲めない・苦手な理由とは?割合から克服方法まで解説」の記事を参考にしてください。



ブラックコーヒーの効果的な飲み方とは?ダイエットにおすすめ


結論、効果的なブラックコーヒーの飲み方として、朝煎り・ドリップコーヒーがおすすめです。
同じブラックコーヒーでも、インスタントコーヒーよりドリップコーヒーの方が多くのカフェインとクロロゲン酸が含有されています。
またクロロゲンは熱に弱いことから、コーヒー豆も深煎りのものよりは浅煎りのコーヒーの方が含有量が多いことが知られています。
飲む量としては1日3、4杯(400g程度)が適量です。
カフェインの効果は2、3時間とされているため、一度にまとめて飲まずにこまめに分けて飲む方が良いでしょう。
砂糖を入れるとカフェインの働きが妨害されてしまうので、砂糖は入れないか、微量にするのがおすすめ。
朝に飲むのも効果的
コーヒーには本来、血流を良くする効果があります。
そのため、朝のコーヒーを飲むことによって血行が良くなり、朝が苦手な方や低血圧の方でも朝から元気に活動することができるようになります。
リラックス効果もある
京都大学大学院 伏木亨教授の研究によると、朝にコーヒーを飲むことで気分をリラックスさせる効果があるとされています。
それと同時に眠気を覚ます効果があり、1日を快適にすることができるそう。
これはカフェインとコーヒー独特の香りによる作用が大きいですね。
詳しくは「朝にコーヒーを飲むのは注意が必要!その理由と驚くべき効果とは?」の記事をチェック!



おすすめの美味しいブラックコーヒー4選【初心者から飲める】


ここではおすすめの美味しいブラックコーヒーを4つご紹介していきます。
まとめると以下の通りです。
- 珈琲きゃろっと お試しセット
- 土居珈琲 初めてのセット
- 日本ヒルスコーヒー リッチブレンド
- ブルーボトルコーヒー
1つ1つ解説します。
1. 焙煎へのこだわりがすごい「珈琲きゃろっと 初回お試しセット」


「珈琲きゃろっと」は、なんと言ってもコーヒだけではない魅力があるのがポイントです。
コーヒー豆の挽き加減など説明してくれるサンプルが入っており、かなり具体的で初めのうちは重宝します。
また、きゃろっと珈琲は、北海道にカフェ焙煎所を運営しているコーヒー豆販売店になります。
コーヒー豆焙煎のこだわりがすごい


2012年には「日本ローストマスターズ」で優勝したこともある通販サイトでもあります。
コーヒー豆焙煎に対してのこだわりが強く、世界で唯一の焙煎機を開発してしまうほどです。
浅煎りから深煎りまで幅広い品揃えであるため、初心者でも利用しやすい通販サイトです。
コーヒーの詳細情報
価格 | |
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配送 | |
品質 |



2. 芳醇な香りとコクが特徴のコーヒー「土居珈琲 初めてのセット」


続いてご紹介するおすすめのブラックコーヒーは、珈琲焙煎士である土居博司氏が創業した40年以上の歴史を持つコーヒー豆通販店「土居珈琲(どいこーひー)」。
HPには「珈琲作りのために守る掟」というものが載っており、強いこだわりを感じられるサイトとなっています。
コクと香ばしい香りが特徴
「土居珈琲」といえば昔ながらの日本人に合う珈琲のイメージが強いでしょう。
コクと香ばしい香りを感じさせる深煎り系のコーヒーが主流です。
焙煎所には小さな焙煎機が何台もあり、コーヒー作りに関わる色々な研究がされています。
人気ランキング1位の「グァテマラ カペティロ農園 レッドブルボンロット」は¥1,850と高級品。
是非試してみはいかがですか?
コーヒーの詳細情報
価格 | |
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配送 | |
品質 |



3. あっさりとした美味しさが特徴「日本ヒルスコーヒー リッチブレンド」


続いてご紹介するおすすめのブラックコーヒーは「日本ヒルスコーヒー リッチブレンド」。
多くの定番コーヒーと比べても、コスパの高さでずば抜けているのがこちらのコーヒーです。
そのため、コスパという面では上位クラスのブラックコーヒーです。
味はとにかくキレが良く、アメリカンコーヒーのような仕上がりです。
また香りが立っているのが大きな魅力。
コスパ抜群なので、日常使いにもおすすめでしょう。
Amazon売れ筋ランキング常連の人気コーヒー豆&粉となっています。
コーヒーの詳細情報
価格 | 750g入りで¥999 |
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鮮度 | 普通 |
焙煎度合い | やや深煎り |
産地 | ベトナム・ブラジル他 |
4. 今話題沸騰中のコーヒーブランド「ブルーボトルコーヒー」


ブルーボトルコーヒーは、サードウェーブコーヒーの火付け役として2015年に日本に上陸した今人気沸騰中のコーヒーブランドです。
ブルーボトルコーヒーが扱うコーヒー豆は、世界中から厳選されたスペシャルティコーヒーを使用しています。
そのため、美味しいのは当たり前と言っていいほど安心・安全です。
またブルーボトルコーヒーでコーヒーを買うなら美味しいコーヒーをご自宅で楽しめる定期便がおすすめです。
上記の理由から人気に火が付き、今回「Blue Bottle Coffee 定期便」が始まりました。
季節ごとに旬のコーヒー豆を世界中から集めているのが特徴。
バリスタが自信を持っておすすめするコーヒー豆を、毎月2種類お届けします。
内容量は200g×2袋。
コーヒーの詳細情報
価格 | |
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配送 | |
品質 |



ブラックコーヒーには魅力がたくさんある!


いかがだったでしょうか?
「ブラックコーヒーとは?得られるメリットから飲み方まで解説【決定版】」というテーマでお伝えしました。
今回の内容をまとめると以下の通りです。
- コーヒーをブラックで飲むのは日本特有の文化
- ブラックコーヒーにはほとんどカロリーがない
- ブラックコーヒーは脂肪を燃やすカフェインの働きやクロロゲン酸の健康効果、肌のシミ防止効果など様々ある
ブラックコーヒーから得られるメリット・効果はたくさんありますが、デメリットも多少存在します。
適量が大切というわけです。また飲む時間帯によっても効果はそれぞれです。
ダイエットを考えている方、コーヒーを日頃からたくさん飲んでいて体に気にかけている方など、しっかりと今回解説したことを念頭においてコーヒーライフを過ごしましょう。
ちゃんとした知識を付けることができれば、コーヒーはあなたの見方になってくれるはず。
是非今回ご紹介したおすすめのブラックコーヒーを参考にしながら、ブラックコーヒーの魅力に触れてみてください!
そこでおすすめなのが、TVや雑誌などで多数注目を集めている「チャコールバターコーヒー
海外セレブも実践する”朝の習慣”は、1杯の香り高いコーヒーが燃焼モードに早変わり!
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