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【決定版】ハイチ産コーヒー豆の特徴とは?生産量からおすすめまで紹介

ハイチ産コーヒー豆の特徴ってどんななの?

ハイチ産コーヒーのおすすめが知りたい!

こういった疑問や要望にお答えしていきます。

カリブ海に浮かぶハイチは、コーヒーの生産地としても有名なのを知っていましたか?

そこで今回はハイチ産のコーヒー豆の味わいからおすすめの商品まで幅広く紹介!

この記事の結論
  • ハイチはかつてコーヒー生産国世界第3位だった
  • ハイチ産のコーヒーは甘みがあり、苦みや雑味のほとんどない
  • 飲むならライトロースト~シナモンローストがおすすめ
本記事を監修する専門家
コーヒー豆研究所 げんた
げんた

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。

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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。

それでは早速見ていきましょう!

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世界的にもコーヒー栽培が盛んなハイチとは?

ハイチの正式名称はハイチ共和国、首都はポルトープランス、人口は約1140万人、フランス語とハイチ・クレオール語が主に話されています。

ハイチとは先住民の言葉で「山の多い土地」を意味しています。

その由来の通り、ハイチには標高の高い山が多くあります。

ハイチはアメリカの南東部に広がるカリブ海に浮かぶ島国の中にあります。

そのうちのひとつであるイスパニョーラ島は、島の中に国境が引かれており、島の西側の約3分の1をハイチ、東側の約3分の2をドミニカ共和国が占めています。

ハイチがある、カリブ海といえば青く澄み渡ったきれいな海、リゾート地をイメージするでしょう。

しかし、ハイチは貧困国のひとつとされていて、国民のほとんどが十分な教育や医療を受けることができず、1日1ドル以下での生活を余儀なくされています。

ハイチの歴史

約200年間スペインに支配されていたハイチは、1697年にフランス領となり、アフリカから多くの人々が奴隷として連れてこられました。

そして、1804年に独立しました。

このような歴史からハイチ人はアフリカ系黒人が約95%を占めており、その複雑な背景や、2010年に起きたハイチ地震・2021年7月の大統領暗殺・同年8月に起きた大地震などによって治安や情勢は不安定です。

コーヒーの生産・輸出が国を支えている

そんなハイチですが、ブードゥー教という宗教の影響を受けて芸術性がとても高いのが特徴です。

街の建物にはアーティスティックな絵が描かれていたり、路上では音楽を奏でる人や手作りの様々な作品が売られていたりと、街はとても賑やかな印象を与えてくれます。

また、ハイチの経済はマンゴー、ココアに並んでコーヒーの生産・輸出によって支えられています。

1949年にはコーヒーの生産量ランキングで世界第3位でしたが、政治的混乱や2000年以降に起きた数々の自然災害により、コーヒー生産は大幅に後退してきています。

それでもなお、コーヒー豆の生産・輸出はハイチの経済を支える重要な位置づけとなっています。

ハイチ産コーヒー豆の特徴

ハイチ産コーヒー豆の特徴

飲みやすさが特徴のハイチ産コーヒーの約60%は現地で消費されており、10%が輸出されています。

残りの30%はとなりの国、ドミニカ共和国へ密輸されていると言われています。

輸出されているコーヒー豆のほとんどは現在、ヨーロッパに渡り、日本にはハイチが輸出するコーヒー豆の約3%しか入ってきていません。

そのため日本でハイチ産のコーヒーを見かけることはほとんどないかもしれません。

カリブで栽培されたコーヒー豆の質はとても高品質です。

ここではハイチ産のコーヒーの精製方法と味わいについて詳しく見ていきましょう。

主な精製方法

主な精製方法は以下の2つです。

  • ウォッシュド:5%
  • ナチュラル:95%

このように、ハイチで生産されているコーヒー豆のほとんどは、ナチュラル法を用いて精製されています。

精製方法については以下の記事を参考にしてください。

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味わい

高品質なハイチ産コーヒーの味わいの特徴をまとめました。

  • 甘みがしっかりと感じられる
  • 苦みがほとんどない
  • さっぱりとした印象
  • ほんのりと甘いフルーティーな香りをしている

ハイチ産コーヒーはこのような特徴を持っており、とても上品なコーヒーです。

甘みがしっかりとあり、苦みも抑えられているので、コーヒーを普段飲まない方にもおすすめできます。

飲みやすいコーヒーが知りたい方は以下の記事もチェック!

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ハイチ産コーヒー豆の種類・銘柄

ハイチ産コーヒー豆の種類・銘柄

ハイチ南部にあるハイチ国内の最高峰の山「ラ・セル山」の周辺で栽培され、その地域名から種類・銘柄が名付けられています。

以下のような種類があるようです。

  • モランセル
  • マールブランシュ
  • ティオッテ

これらの種類・銘柄すべて、全体的にバランスが良く、やわらかな口当たりとほんのり甘い香りが特徴的です。

ハイチのコーヒーの栽培方法

ハイチのコーヒーの栽培方法

ハイチには15~20万世帯のコーヒー農家がいるほど、コーヒー栽培がとても盛んです。

ハイチで生産されているコーヒー豆はアラビカ種がほとんどです。

ここでは産地や、その栽培環境について紹介していきます。

アラビカ種については「アラビカ種とロブスタ種の違いとは?コーヒー豆の品種の特徴を解説」の記事をチェック!

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産地

主なコーヒー生産地域は以下のような地域になります。

  • マールブランシュ
  • サバナゾンビ
  • バプティスト
  • ティオッテ
  • ジャクメル
  • ジェレミー

高品質なコーヒーの生産は、中北部のアルティボニット県から南東部の西県にかけてが中心です。

収穫は10月~3月にかけて行われます。

栽培環境

栽培環境は以下のような特徴があります。

  • 赤道に近く温暖
  • 火山灰性のミネラル分を多く含む肥沃な土壌
  • 標高が高く昼夜の寒暖差が激しい

このような環境のため、ハイチはコーヒー栽培にとても適していると言えます。

ハイチは標高2000m級の山がたくさんあり、そのような高地に小規模農園が多数あるため、栽培から収穫まで機械が使えず丁寧に手作業で行われているのが特徴です。

ハイチ産コーヒー豆の等級・格付け

ハイチ産コーヒー豆の等級・格付け

ハイチ産のコーヒー豆の等級は、豆のサイズによって決められています。

スクリーンサイズの表記はS16~18で、サイズ選別をしないオールビーンズもあります。

また大粒で高品質な順に、以下のように格付けされています。

  • エクストラファンシー
  • ファンシー
  • チョイス
  • オーディナリ

ハイチ産コーヒーの歴史・文化

ハイチ産コーヒーの歴史・文化

フランスの植民地時代に、フランスよりコーヒーの苗木が持ち込まれ栽培がはじまりました。

1700年代には、ハイチが世界最大のコーヒー豆生産国でした。

しかし、政治的な混乱によりコーヒー農家はボイコット運動をはじめ、生産が減少していきました。

その後、1850年頃には再びコーヒー栽培が盛んになり1949年にはコーヒー生産国として世界第3位になるほどに成長しました。

ところが、ハリケーンなどの自然災害や、2010年に発生したハイチ地震により再び生産量は大幅に減少していきました。

さらに2021年に起きた地震によって状況はより悪化してしまいました。 

柏倉元太

今後は復興して、また生産が増えて良質なハイチ産コーヒーがより身近に味わえる機会が増えるといいですね。

ハイチ産コーヒー豆・粉のおすすめ3選

ハイチ産コーヒー豆・粉のおすすめ3選

ここではハイチ産コーヒー豆・粉のおすすめを3選紹介していきます。

まとめると以下のとおりです。

  1. クラシックブレンド ベリーダーク モカ
  2. ハイチ 200g 自家焙煎 コーヒー豆
  3. コーヒー生豆 ハイチ モンラセル

順番に解説します。

1. 3人に1人がリピートしているコーヒー「クラシックブレンド ベリーダーク モカ」

クラシックブレンド ベリーダーク モカ

フルシティローストで焙煎されたブレンドとストレートの2種類のコーヒーが楽しめます。

まろやかで甘く、コクがあり、旨味たっぷりで、コーヒー専門店で飲むような本格的コーヒーをご自宅でもお楽しみいただけます。

深煎り豆なのでエスプレッソやカフェオレとしてもお楽しみいただけます。

商品スペック

価格1,080円(税込)
200g(100g×2種類)
原産国グアテマラ、ブラジル、タンザニア、インドネシア、エチオピア
品種

2. ハイチの中でも高品質な豆を使用「ハイチ アラビカ モンラセル 100g」

ハイチ 200g 自家焙煎 コーヒー豆

年々減少しているハイチ産のコーヒーですが、香り・風味がとても良く高品質なコーヒー豆です。

香福屋(コウフクヤ)という、日本の中心部にある岐阜の小さなコーヒー豆通販屋が手掛けるコーヒーです。

雑味がなくクリアですっきりしたコーヒーなので、軽めのテイストが好きな方におすすめです。

日本ではなかなか手に入らない希少性の高いコーヒーをどうぞお楽しみください。

商品スペック

価格1,944円(税込)
200g
原産国・地域ハイチ ティオッテ地区
品種ティピカ種

3. 生豆から楽しめる「コーヒー生豆 ハイチ モンラセル」

コーヒー生豆 ハイチ モンラセル

ハイチのティオッテ地区で栽培されたティピカ種のコーヒー豆。

一から焙煎を楽しんでいただくためにハンドピックを行っていない状態の生豆で、浅煎り~中煎りの焙煎度合いがおすすめです。

ぜひハンドピックの工程から焙煎をお楽しみください。

商品スペック

価格4,285円(税込)
1kg
原産国・地域ハイチ ティオッテ地区
品種ティピカ種

ハイチ産コーヒーのおすすめの飲み方

ハイチ産コーヒーのおすすめの飲み方

ここではハイチ産コーヒーのおすすめの焙煎方法・淹れ方・飲み方を紹介します。

おすすめの焙煎

コーヒー豆 焙煎度合い
※焙煎(ロースト)8段階

ハイチ産コーヒーの特徴である、優しい酸味と豊かな香りを活かせる、ライトロースト~シナモンローストでの焙煎がおすすめです。

香りがとても良く、ボディが薄いため深煎りにはあまり向きません。

詳しい焙煎度合いは「【初心者必見】コーヒー豆のローストとは?焙煎の違いは全部で8段階」の記事をチェック!

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おすすめの抽出方法・淹れ方

おすすめの抽出方法・淹れ方は、中挽きに挽いたコーヒー豆をペーパーフィルターでドリップすることです。

また雑味がほとんどないので、フレンチプレスで淹れるのもおすすめです。

ほんのり甘さもあり、フルーティーな香りがあるためぜひ何も入れずそのままブラックで飲んでみてください!

詳しくは以下の記事を参考にしてください。

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コーヒーにハイチ産のラム酒を入れる

番外編ですが、ハイチコーヒーって聞いたことがありますか?

それは、ハイチ産のコーヒーにハイチ産のラム酒であるバルバンクールを加えたものです。

少しだけラム酒を加えることでより香りが引き立ち芳醇な味を楽しむことができます。

これぞ本場のハイチコーヒーです。

こちらもぜひ機会があればお試しください!

ハイチ産のコーヒーから世界を知ろう!

ハイチ産のコーヒーから世界を知ろう!

いかがでしたでしょうか?

ハイチの産のコーヒー豆について、ハイチの歴史・文化から掘り下げてみました。

今回の記事の要点は以下のとおりです。

  • 「山の多い土地」ハイチは、かつてコーヒー生産国世界第3位だった
  • 近年では政治的混乱や自然災害によってコーヒー生産は減少している
  • ハイチの経済を支える重要な農作物のひとつがコーヒー
  • ハイチ産のコーヒーは甘みがあり、苦みや雑味のほとんどなく、高品質
  • 焙煎はライトロースト~シナモンローストがおすすめ

かつては、コーヒー豆の生産量第1位だったハイチ。政治的混乱や自然災害によってコーヒー生産は衰退してしまいましたが、ハイチで生産されるコーヒーはとても高品質で素晴らしいコーヒーです。

ハイチ産コーヒーを飲んで、高品質なコーヒーを生産する国を支えてみませんか?

一度飲むと忘れられないハイチ産コーヒー。ぜひとも味わってみてください!

【決定版】ハイチ産コーヒー豆の特徴とは?生産量からおすすめまでご紹介

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甘み
95
 酸味
50
苦味
50
コク
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香り
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この記事を書いた人

Claireのアバター Claire 元スターバックス店員/コーヒー豆研究所 公式ライター

カナダ在住主婦。日本とカナダのスターバックスで合計約7年勤めました。

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