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【年代別】コーヒーの歴史とは?起源や日本・世界の流れを完全解説

コーヒーの長い歴史を教えてほしい!コーヒーの起源が気になる…。

コーヒーについて勉強したい!深い歴史があるのかな…?

こういった疑問や要望にお答えしていきます。

この記事から分かること
  • コーヒーの歴史についてある伝説
  • コーヒーの歴史~世界編から日本編~【年代別】
本記事を監修する専門家
コーヒー豆研究所 げんた
げんた

コーヒー豆研究所は、日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修しています。

それでは早速見ていきましょう。

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コーヒーの歴史とは?起源にまつわる伝説

コーヒーの歴史とは?起源にまつわる伝説

皆さんはコーヒーの歴史を知っていますか?

今や老若男女や国を問わず幅広く愛されているコーヒーですが、その起源はどこにあるのでしょうか。

まずはコーヒー発見に関する伝説を3つ紹介します。

  • 9世紀頃 エチオピア
  • 13世紀 モカ
  • 15世紀 アデン

順番に解説します。

1. 9世紀頃 エチオピア

遥か昔9世紀頃の出来事です。

現在のエチオピアにカルディという名前のアラビア人のヤギ飼いがいました。

カルディはヤギが突然騒がしくなって飛び跳ねるという出来事に悩まされ、近くの修道院を訪ねて相談をしました。

一緒に原因を調べていると、牧草地に生えている真っ赤な実を食べた後にヤギが興奮状態になることが分かりました。

不思議に思ってその実を食べると、自分達もまた気分爽快で元気になったのです。

修道院の院長はこの実を自分のもとで修業中に居眠りをしてしまう修道僧にも飲ませてみましたが、そうすると居眠りをすることがなくなりました。

こうしてこの話が広まっていき、魔法の木の実として人々に愛用されるようになったということです。

2. 13世紀 モカ

イスラム教徒のシーク・オマールはモカで祈祷師として活動していました。

ある日モカの王女が病に倒れ、オマールは祈祷で癒しに行きましたが、この時に王女に恋をしてしまったのです。

それが王様にばれてしまい、オマールはモカから追放されてしまいました。

その山中で美しい小鳥が小枝でさえずっているのを見つけ、その綺麗な鳴き声に惹かれて手を伸ばすと、木の枝には花と果実がありました。

お腹が空いていたオマールはこの果実を持ち帰り、スープを作って飲んでみたところ、とても香りがよく元気が湧いてくるような気分になりました。

これがコーヒーだったという話です。

3. 15世紀 アデン

アデンのイスラム教師であるシーク・ゲマレディンが1454年にエチオピアに旅行した時、コーヒーのことを詳しく知りました。

アデンに帰国したゲマレディンは体調を崩してしまい、その時にコーヒーの効能を思い出し、自分に効くのではないかと思ってエチオピアから取り寄せて飲んでみたところ、病気が治ったばかりか眠気もなくなっていることに気が付いたのです。

そうしてゲマレディンはコーヒーを飲むことを広めていきました。

これがコーヒー流行のきっかけになったようで、当時の文献には「法律家や学生ばかりか、夜歩く旅人、芸術家など日中の熱さを避けて夜働く人々は、もっぱらコーヒーを飲むようになった」という記録が残っています。

コーヒー専門家

想像以上に深い歴史があったんだね。

当初は食べるのが一般的だった

こうして発見されたコーヒーですが、当初は煮たり実を潰したりして食べるのが一般的だったようです。

その後、葉と実を一緒に煮て煮汁を飲むようになり、今の形に近いコーヒーが誕生しました。

初めてコーヒーハウスができたのはいつのことなのでしょうか。

以下で詳しく解説していきます。

コーヒーの歴史【世界編】

コーヒーの歴史【世界編】

コーヒーはいつから、どのようなきっかけで人々に飲まれるようになったのか紐解いていきます。

今では世界中どこに行っても至るところにコーヒーハウスがありますよね。

初めてコーヒーハウスが誕生したのはいつで、どのように人々に広まっていったのでしょうか。

16世紀に世界初のコーヒーハウス誕生

1554年、ダマスカス出身のシェムジとアレッポ出身のヘケムが、それぞれトルコのイスタンブールに世界初となるコーヒーハウスを開業しました。

2人のお店は内装や食器、調度品にこだわり抜いた仕上がりで、瞬く間にトルコ人の人気を集めていったようですよ。

これ以降トルコではコーヒーハウスが増えていき、多くの人々に親しまれていきました。

人気とともにコーヒーハウスはますます勢いづいていき、豪華な様相になったり、人々が集まるサロンが作られたりしました。

様々な国から旅人、商人、学者、役人などが訪れ、社交の場として利用されるようになったのです。

コーヒーハウスやイギリスのコーヒー文化については、以下の記事で詳しく解説しています。

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日本にもお店がある

げんた

このお店は「カーヴェハーネ」という名前で、今では日本にもお店があるよ。

カフェ文化はトルコ発祥だったのです。

私はコーヒーと言えばアメリカのイメージが強かったので、てっきりアメリカなのかと思っていました。

アメリカンコーヒーという呼び名もあるくらいですからね。

余談ですが、このアメリカンコーヒーというのは和製英語で、アメリカンコーヒーという種類が実際にあるわけではないんですよ。

コーヒー専門家

アメリカにはいつコーヒーが伝わったの?

17世紀 アメリカにコーヒー上陸

1607年、キャプテン・ジョン・スミスはおよそ100人の植民団を率いて、現在のバージニア州に上陸し、ジェームスタウンを設立しました。

トルコを訪問した時、コーヒーに感銘を受けたジョン・スミスはこの時一緒にコーヒーの文化を北アメリカに持ち込んだと言われています。

アメリカでコーヒーに関するはっきりとした記述があったのは1668年のことでした。

こうして全世界へ

その後ロンドンやパリ、ニューヨークでもコーヒーハウスが開店し、世界中へ広がっていきました。

国や身分などに関係なくコーヒーを愛飲する人が増えていったんですね。

消費量も年々増えています。

国際コーヒー機関(ICO)が統計した資料によると、2018年にコーヒーを消費した国ランキングは

  • 1位:ノルウェー
  • 2位:スイス
  • 3位:ブラジル

となっています。

ちなみに4位はEUで、特に北欧地域の人がコーヒーを好んで飲んでいるという結果でした。

コーヒーの歴史【日本編】

コーヒーの歴史【日本編】

今や至るところにコーヒー専門店や喫茶店があり、コンビニでもそれぞれのブランドのコーヒーが売られている日本。

1番最初にコーヒーが伝わったのはいつなのでしょうか。

17世紀に長崎の出島に初上陸か

日本に初めてコーヒーが伝えられたのか、はっきりとした年は実は分かっていません。

ですが鎖国していた江戸時代に、長崎のオランダ商館から伝わったのではないかと考えられます。

当時そこに駐在していたオランダ人と接触できたのは役人や商人などの限られた人間でしたが、彼らはコーヒーを出されて飲んでいたかもしれませんね。

日本でコーヒーに関する明確な記述があったのは1782年だといわれています。

19世紀にシーボルトがコーヒーの効能を記述

長崎県の出島に医師として訪れていたシーボルトは、「薬品応手録」にコーヒーの効能を載せました。

オランダとの交流は200年以上に渡っていましたが、日本人はコーヒーを飲む習慣がないことに驚き、長寿の薬として宣伝したそうです。

その後、正式なコーヒー輸入が開始されたのは開始されたのは日米修好通商条約が調印された1858年のことです。

上野黒門町に日本初のコーヒーショップ開業

1888年、東京下谷黒門町に「可否茶館」が開業しました。

クリケットやトランプなどのゲーム、筆や硯を用意した文房具室などの設備があり、当時のブラックコーヒーは1杯1銭5厘でした。

その後、浅草や銀座、大阪、京都など次々にコーヒーショップがオープンし、ハイカラな文化を好む人々が集まって西欧の思想や文化に触れる機会が増えていったようです。

そうしてどんどんコーヒーが日本人にも広まっていきました。

コーヒーの歴史を年代別に解説

スクロールできます
時代世界日本
9世紀カルディがコーヒーを発見
13世紀オマールが気の果実からスープを作り、これが後のコーヒーに
15世紀ゲマレディンがコーヒーを広める
16世紀世界初のコーヒーハウスがトルコに誕生
17世紀コーヒーがアメリカ上陸
コーヒーがヨーロッパ上陸
長崎の出島にあるオランダ商館にてコーヒーの文化が入ってきたとされる
18世紀バッハが「コーヒー・カンタータ」を発表
コーヒーがアメリカの常用飲料に
志筑忠雄の訳書「萬国管窺」に日本国内初のコーヒーの記述有り
19世紀イギリスでサイフォン発明シーボルトがコーヒーの効能を日本に伝える
加藤サルトリ博士がインスタントコーヒーを発明
20世紀インスタントコーヒーがアメリカで爆発的に普及UCC上島珈琲株式会社が世界初のミルク入り缶コーヒー発売
21世紀国際コーヒー機関(ICO)が10月1日を「国際コーヒーの日」に制定日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)設立
ICOに加入

これまで解説してきたことをより詳しく表にしてまとめました。

コーヒーの歴史を年代別に見たいときは是非参考にして下さい。

コーヒー専門家

16世紀までは日本のコーヒーの歴史はないんだね!

奥深いコーヒーの歴史・文化を理解しよう!

奥深いコーヒーの歴史・文化を理解しよう!

いかがでしたでしょうか?

年代別にコーヒーの歴史を解説してきました!

コーヒーの歴史について大まかにまとめると以下の通りです。

  • コーヒー発見にまつわる伝説は9世紀、13世紀、15世紀の3つ
  • 1554年に世界初のコーヒーハウスがトルコのイスタンブールに開業
  • 1607年アメリカにコーヒーが上陸
  • 日本にコーヒーの輸入が開始されたのは1858年
  • インスタントコーヒー・ミルク入り缶コーヒーは日本人が発明
  • 10月1日は「国際コーヒーの日」

このようになります。

起源や日本・世界の流れがおおよそ理解できたのではないでしょうか?

私自身も調べていくうちにどんどんコーヒーの歴史の深さに気づき、もっとコーヒーが好きになりました。

これを機に皆さんがもっとコーヒーに興味を持てたら嬉しいです。

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酸味
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弱い
苦味
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この記事を書いた人

天野ねぎのアバター 天野ねぎ コーヒー豆研究所 公式ライター

コーヒーは好きで種類問わず、ほぼ毎日飲んでいます。分かりやすく面白い文章を書くために尽力しますのでよろしくお願いします。コーヒースペシャリストをはじめ、コーヒーの資格を取得しており、自家焙煎やコーヒーノキ栽培まで行っております。

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