コーヒーをドリップする時のおすすめ電気ケトルが知りたい!
おしゃれで高機能な電気ケトルを教えてほしい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- コーヒーをドリップするのにおすすめな電気ケトル
- おすすめの電子ケトル
- 電気ケトルを使ってよりコーヒーを美味しくドリップする方法
コーヒー豆研究所は、日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修しています。
それでは早速見ていきましょう。
コーヒーをドリップするのにおすすめな電気ケトルとは?
美味しいコーヒーを飲むには、ドリップの時にお湯の温度や湯量を意識することが大切です。
とはいうものの、細かい調節が難しいのでこだわらない方も多いのではないでしょうか?
そこで便利なのが、コーヒーに最適な電気ケトルです。
コーヒーをドリップするのにおすすめな電気ケトルの特徴は大きく分けて4つあります。
- 注ぎ口が湯量を調節しやすい細口ノズル
- 温度調節機能がある
- 保温機能がある
- 容量は0.7〜1L前後
この点を意識しつつ、購入するのがおすすめです。
注ぎ口が湯量を調節しやすい細口ノズル
コーヒーをドリップする時は、最初に粉全体に少量のお湯を注いで蒸らす工程が大切です。
ここにお湯を雑に注いでしまうと、粉の層がキレイに作られず、その後注いだお湯が最初に注いだ所を通るようになってしまいます。
しかし、少量のお湯を注ぎやすい細口ノズルの電気ケトルであれば、注ぎ先も操作しやすいため、粉全体にまんべんなくお湯を行き渡らせることができます。
これによってより美味しいコーヒーを飲むことが可能になります。
温度調節機能がある
温度調節ができるかどうかも、コーヒーに最適な電気ケトルを選ぶ際に重要です。
温度調節ができるタイプであれば、それぞれの好みに合わせたコーヒーが淹れられるので非常におすすめ。
一般的にコーヒーを淹れるのに適したお湯の温度は、80℃前後と言われているよ。
保温機能がある
コーヒーのドリップ用に電気ケトルを選ぶ際は、保温機能を搭載したタイプもおすすめです。
沸騰後も一定時間お湯の温度を保つことができるので、ハンドドリップの準備や抽出を行っている際に、お湯の温度が低下してしまうのを防止することができます。
コーヒーをたくさん飲む場合や長時間飲む方におすすめ
大人数のコーヒーを準備したり、コーヒーをたくさん飲むという方には特におすすめ。
理由は簡単で、長時間保温することができるためずっと美味しいコーヒーを堪能できるからです。
ハンドドリップは一度に大量のコーヒーを抽出できる方式ではないので、数回に分けて抽出を行いましょう。
その際に保温機能があると、素早く準備できるのも便利な理由の1つ。
容量は0.7〜1L前後
容量の大きな電子ケトルを選ぶと幅広いカップ数に対応できるので便利ですが、重量もそれに応じて増えていくので、扱いにくくなってしまいます。
そのため、目安としては1〜2杯分であれば0.7L、3〜4杯分なら1L程度の容量を備えたタイプがおすすめ。
しかしながら、電気ケトルを料理やインスタントラーメンの調理などにも使う方は、家族の人数を鑑みながら大きめのモデルの購入を検討しましょう。
コーヒーに最適な電気ケトルおすすめ7選
では早速コーヒーに最適な電気ケトルおすすめを7つご紹介していきます。
まとめると以下の通り。
- ハリオ V60温度調整つきパワーケトル・ヴォーノ
- カリタ KEDP-600
- デロンギ アイコナ 温度設定機能つき電気カフェケトル
- 山善 電気ケトル YKG-C800
- アイリスオーヤマ ドリップケトル 温度調節付
- ラッセルホブス 電気カフェケトル 1.0L 7410JP
- BONAVITA 電気ケトル
1つ1つ解説します。
1. 細かい温度調整が可能「ハリオ V60温度調整つきパワーケトル・ヴォーノN」
続いてご紹介するおすすめのコーヒードリップ向け電子ケトルは「ハリオ V60温度調整つきパワーケトル・ヴォーノN」。
コーヒー器具の有名メーカーである、ハリオ(HARIO)から販売されている、使いやすい電気ケトルです。
お湯の温度を50〜96℃の範囲で1℃刻みに温度調節できるため、コーヒー豆の種類や好みに合わせたドリップが可能。
50℃からの低温にも対応しているので、コーヒーだけでなく日本茶も美味しく淹れられて非常に便利です。
また「空焚き防止機能」や「オートパワーオフ機能」と呼ばれる搭載をしており、安全性に優れているのも魅力。
保温機能がついているのも嬉しいポイント。
電子ケトルの詳細情報
値段 | ¥21,230 |
---|---|
温度調整 | ◯ |
保温機能 | ◯ |
容量 | 0.8L |
サイズ | W30.0×H18.5×D19.0cm |
重量 | 約0.9kg |
2. おしゃれで美しいフォルムが特徴「カリタ KEDP-600」
続いてご紹介するおすすめのコーヒードリップ向け電子ケトルは「カリタ KEDP-600」。
おしゃれで美しいフォルムが特徴の電気ケトルならこちらの商品。
常に細いお湯を出し続けるのに便利な細口となっています。
ゆっくりとお湯を注いでコーヒーを淹れる際に便利です。まさにドリップ専用の電気ケトルにふさわしい仕様でしょう。
また特別な蓋構造を採用したことにより実現した、転倒時のお湯漏れを防ぐ機能もあります。
蓋は本体と一体になっていて、外れないような仕様になっています。
温度調節機能も搭載
コーヒー向け電気ケトルによく採用されている温度調節機能も搭載しています。
コーヒー好きにとって味わいに影響するお湯の温度はなるべく手軽に変えたいところでしょう。
ベース部分の側面がタッチセンサーとなり、温度を調節できます。
電子ケトルの詳細情報
値段 | ¥5,618 |
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温度調整 | ◯ |
保温機能 | – |
容量 | – |
サイズ | – |
重量 | – |
3. 操作性に優れた電気ケトル「デロンギ アイコナ 温度設定機能つき電気カフェケトル」
続いてご紹介するおすすめのコーヒードリップ向け電子ケトルは「デロンギ アイコナ 温度設定機能つき電気カフェケトル」。
操作性に優れたコーヒー向け電気ケトルといえばこちらの商品がおすすめです。
注ぎやすさにこだわった細口ノズル設計で、狙った場所に適量のお湯を注げるのが特徴。
お湯の温度は50・60・80・95・100℃の5段階に設定可能で、それぞれにボタンが用意されています。
20分間の保温機能も搭載し、容量は1L。
ハンドルの内側に水量計を備えているため、手軽に水量を確認できます。
「オートパワーオフ機能」、「空焚き防止機能」も搭載し、安全性に配慮されているのもおすすめの理由。
表面には独特の凹凸加工を施しているため、高級感のあるデザインでおしゃれです。
注ぎやすさとデザインにこだわった、デロンギ史上初の細口ケトルだね!
電子ケトルの詳細情報
値段 | ¥12,282 |
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温度調整 | ◯ |
保温機能 | ◯ |
容量 | 1.0L |
サイズ | 幅270x奥行220x高250mm |
重量 | 1.4kg |
4. 保温機能を搭載「山善 電気ケトル YKG-C800」
続いてご紹介するおすすめのコーヒードリップ向け電子ケトルは「山善 電気ケトル YKG-C800」。
温度調節機能が充実しているコーヒードリップ向けの電気ケトルです。
60〜100℃まで1℃刻みで設定でき、60・70・80・85・90・95℃のプリセット設定が可能なので素早く選択できます。
また「沸とう」スイッチで手軽にお湯を沸かせるため、幅広いシーンで使うことが可能。
保温機能を搭載
またこちらの電気ケトルは、60分の保温機能を搭載しています。
長時間温度をキープできるため様々な用途に使えます。
容量は約0.8Lで、約2〜3杯のコーヒーを淹れることができます。
電子ケトルの詳細情報
値段 | ¥7,500 |
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温度調整 | ◯ |
保温機能 | ◯ |
容量 | 0.8L |
サイズ | 幅28.5×奥行19×高さ24cm |
重量 | 0.9kg |
5. コスパ抜群の電気ケトル「アイリスオーヤマ ドリップケトル 温度調節付」
続いてご紹介するおすすめのコーヒードリップ向け電子ケトルは「アイリスオーヤマ ドリップケトル 温度調節付」。
コスパに優れた電気ケトルといえばこちらの商品がおすすめです。
容量が0.6Lのコンパクトなモデルで、温度を60〜100℃に5℃刻みで設定可能。
70・90・100℃の3段階で温度を操作することもできるよ。
保温機能も搭載しています。
またこちらの電気ケトルも「オートパワーオフ機能」と「空焚き防止機能」の安全機能を搭載しています。
フタは取り外し可能で、口が広く設計されているのでお手入れも簡単!
低価格でハンドドリップ向け電気ケトルならこちらがおすすめです。
電子ケトルの詳細情報
値段 | ¥6,327 |
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温度調整 | ◯ |
保温機能 | ◯ |
容量 | 約0.6L |
サイズ | 幅約26.6×奥行約22.3×高さ約22.2 |
重量 | – |
6. グッドデザイン賞を獲得!沸騰時間も早い「ラッセルホブス 電気カフェケトル 1.0L 7410JP」
続いてご紹介するおすすめのコーヒードリップ向け電子ケトルは「ラッセルホブス 電気カフェケトル 1.0L 7410JP」。
グッドデザイン賞を獲得しているロングセラーモデルの電気ケトルといえばこちらの商品がおすすめです。
容量は1Lで、カップ1杯分のお湯なら約1分で沸かせるため早く沸騰させることができます。
満水時でも約5分で素早く沸騰するので、気軽にコーヒーを淹れられます。
密閉性に優れた構造
素材にはステンレスを採用していて、密閉性に優れた構造なのもおすすめのポイント。
沸騰後1時間経過してもお湯の温度が70℃程度にしか下がりません。
沸騰時間も早く、保温機能も高いので電気代も節約できるね!
ハンドルには指をかけるストッパーを搭載しており、簡単にコーヒーをドリップできます。
「空焚き防止機能」と「オートオフ機能」も内蔵していて、おしゃれで使いやすい人気商品です。
電子ケトルの詳細情報
値段 | ¥7,600 |
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温度調整 | ◯ |
保温機能 | ◯ |
容量 | 1.0L |
サイズ | 幅25.5×奥行13×高さ22cm |
重量 | 0.73kg |
7. 保温機能が高く沸く時間も早い「ドリテック 温度調節付 電気ケトル ステンレス コーヒー」
最後にご紹介するおすすめのコーヒードリップ向け電子ケトルは「ドリテック 温度調節付 電気ケトル ステンレス コーヒー」。
細口の注ぎ口なため、お湯がこぼれないようにドリップすることができる電子ケトルです。
温度調整&保温機能付きで、40〜100℃と幅広い範囲で調整できるので、ミルク作りや湯煎など用途によって使い分けができます。
温度は1℃単位で設定可能。
15分間の保温機能がついているため、2杯目も温かいまま美味しく飲むことができます。
沸く時間も早いので、すぐにコーヒーを飲みたい方にはおすすめだね。
またコーヒー以外の用途にも、使用できます。
ミルク作りやパン作り、お茶や湯煎にも!
この電子ケトルが1台あれば、すぐにお湯が必要な様々な場面で大活躍間違いなしでしょう。
電子ケトルの詳細情報
値段 | ¥5,980 |
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温度調整 | ◯ |
保温機能 | ◯ |
容量 | 0.8L |
サイズ | 幅253×奥行146×高さ181mm |
重量 | 566g |
電気ケトルを使ってよりコーヒーを美味しくドリップする方法
電気ケトルを使ってよりコーヒーを美味しくドリップする方法としてはこちらの動画を参考にするのがおすすめです。
ポイントとしてはお湯は中心に真上から注ぐこと。
フィルターの「壁面」の側からぐるっとお湯をかけていませんか?
この注ぎ方では、コーヒー全体から成分をまんべんなく抽出することができません…。
お湯は、中心で小さく「の」の字を描くように注ぎましょう。
ドリップするのに慣れてきたら、徐々に注ぐお湯の量とサーバーに落ちるコーヒーの量が同じになるように意識してみましょう。
ドリッパー内に注いだお湯の水位を一定に保つように、細口ポットから出るお湯の量を調節することによって美味しくコーヒーを淹れることが可能になります。
コーヒードリップ向けの電気ケトルは色々と便利!
いかがでしたでしょうか?
コーヒーに最適な電気ケトルのおすすめを7選ご紹介しました。
もう一度まとめると以下の通りです。
- ハリオ V60温度調整つきパワーケトル・ヴォーノ
- カリタ KEDP-600
- デロンギ アイコナ 温度設定機能つき電気カフェケトル
- 山善 電気ケトル YKG-C800
- アイリスオーヤマ ドリップケトル 温度調節付
- ラッセルホブス 電気カフェケトル 1.0L 7410JP
- BONAVITA 電気ケトル
実はコーヒー向け電気ケトルは、コーヒー以外の飲み物やカップ麺を作る際にも重宝します。
温度調節機能がついたタイプなどは、比較的高価ですが、温度計を用意して湯温を計ることを考えると、是非備えておきたい機能でしょう。
コーヒーの楽しみ方は人それぞれなので、自分の飲み方に合った1台を選びましょう。
是非今回ご紹介したコーヒードリップ向けのおすすめ電気ケトルを参考にしながら、お気に入りの商品を見つけてみてください。
また電気ケトルだけではなく、コーヒーケトル全般知りたいという方は「ドリップコーヒーにおすすめのケトル9選!おしゃれなケトルもご紹介」の記事をチェック!