コーヒーと焼酎の組み合わせって美味しいって聞いたけど実際どうなの?
コーヒー焼酎の作り方が知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- コーヒー焼酎とは何か
- コーヒー焼酎の楽しみ方
- コーヒー焼酎に合うおすすめの豆&焼酎
- 自宅で簡単にできるコーヒー焼酎の作り方
コーヒー豆研究所は、日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修しています。
それでは早速見ていきましょう。
コーヒー焼酎とは?
今話題のコーヒー焼酎とはその名の通り、焼酎にコーヒーを漬けたものを言います。
コーヒーの焼酎割りなどとも呼ばれています。
意外な組み合わせのように思えますが、実はコーヒーはアルコールとの相性が良い飲み物としても知られています。
コーヒーとウィスキーを合わせた「アイリッシュコーヒー」というホットカクテルも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
角砂糖に火を点けて、コーヒーに入れて飲む「カフェ・ロワイヤル」などもかなり昔から親しまれています。
コーヒー焼酎は様々な割り方ができる
コーヒー焼酎は焼酎本来の味や香りに加えて、コーヒーの風味がしっかりとついているため以下のような様々な飲み方・割り方が楽しめます。
- ロック
- ソーダ割り
- 牛乳割り…etc.
また近年では、飲食店などで自家製のコーヒー焼酎を提供することも増えてきています。
そのようなお店でコーヒー焼酎の味を知って、その魅力にハマったという方も多いようです。
コーヒー焼酎の楽しみ方
上記でも触れましたが、コーヒー焼酎の代表的な楽しみ方は大きく分けて2つあります。
- ロック
- 牛乳とガムシロップ割り
1つ1つ解説します。
ロック
まずコーヒーと焼酎の両方の味や香りを自然に楽しみたいのであれば、ロックが本当におすすめ。
特にブラックコーヒーが好きな人や甘い物が苦手な方は迷わずこの飲み方が良いでしょう。
口の大きなグラスに大き目の氷を入れて、冷えたコーヒー焼酎がやはり美味しいです。
想像している以上にまろやかな味わいで、夜にゆっくり飲みたい飲み方でしょう。
牛乳とガムシロップ割り
甘いコーヒーが好きだという方は、コーヒー焼酎に牛乳とガムシロップを加えましょう。
カルーアミルクに近い飲み味です。
たくさん飲んでしまいたくなる見た目と味わいですが、アルコール度数がかなり高めなのでゆっくり楽しむのが大人の飲み方…!
コーヒー焼酎に合うおすすめの豆
ここではコーヒー焼酎に合うおすすめの豆をご紹介していきます。
結論として、独特の甘みがある「芋焼酎」には芳醇な香りのするコーヒー豆がおすすめです。
グアテマラ、コロンビアなどがそれに当たります。
米の甘みが際立つ「米焼酎」にはフルーティな香りのするコーヒー豆がおすすめ。
モカ、ブルーマウンテン、マンデリンが良いでしょう。
香ばしい香りが際立つ「麦焼酎」には酸味と苦みが合うコーヒー豆がおすすめ。
キリマンジャロ、コスタリカなどが最適です。
コーヒーは種類が非常に豊富。
そのためかけ合わせをうまくすることで、いくつもの味や香りを楽しめるところコーヒー焼酎の醍醐味でしょう。
- 芋焼酎:グアテマラ、コロンビア
- 米焼酎:モカ、ブルーマウンテン、マンデリン
- 麦焼酎:キリマンジャロ、コスタリカ
コーヒー焼酎に合うおすすめの焼酎
ここでは反対のコーヒー焼酎に合うおすすめの焼酎をご紹介。
焼酎には大きく分けて2つの種類があります。
- 甲類焼酎:純度の高いアルコールで作られる
- 乙類焼酎:風味の高いアルコールで作られる
これはアルコール度数だけでなく製法にも違いがありますが、古くから伝統的な製法を取り入れている乙類焼酎は、本格焼酎とされています。
コーヒー焼酎の香りを楽しみたい人は、その香りを邪魔しない「甲類焼酎」を選ぶのがおすすめ!
自宅で簡単にできるコーヒー焼酎の作り方
コーヒー焼酎の作り方は非常に簡単です。
焼酎にコーヒーを漬け、1週間ほど置いておくだけ。
これだけなの!?
コーヒー豆をそのまま入れるだけで完成するので、手間いらずで非常に楽チンなのがコーヒー焼酎の魅力とも言えるでしょう。
以下で詳しい作り方を見ていきましょう。
1. 空き瓶を消毒する
最初にコーヒーと焼酎を漬けておく、空き瓶を準備しましょう。
果実酒を漬けている方はそれ専用でもOKです。
ない場合はお酒が入っていた空き瓶でも問題ありません。
どちらにせよ、カビ防止のために煮沸消毒はしっかりと行ってください。
2. 焼酎100㏄:コーヒー豆10gを瓶で漬ける
ここがポイントで、焼酎100㏄:コーヒー豆10gを瓶に入れましょう。
一気に作るよりも始めは少ない量で作り、様々なコーヒー豆で試してみてください。
そして自分の好きな香りや味を見つけてみましょう。
今回ご紹介した焼酎とコーヒー豆を使うのが良いかもね!
3. 1週間放置する
コーヒー豆を漬けていると、はじめは焼酎に浮いた状態です。
しかし漬かってくると徐々に落ちていき、最終的には底に沈みます。
底に沈むころには焼酎の色もコーヒー色に変化しているため、1週間ほど経てば丁度飲み頃です。
ほんのり香るくらいが好みであれば、早めにコーヒー豆を取り出しましょう。
逆に濃い目が好きなのであれば、しばらく漬けておくのも良いでしょう。
コーヒー粉を使うケース
基本的にはコーヒー豆のままを使う方が適していますが、家にある粉を使っても作れないということはありません。
作り方はコーヒー豆と同様です。
しかし完全に溶けたりはしないので、漉す必要があります。
焼酎に粉を入れて、2~3日たって色が出たら粉だけを先にすくっておきましょう。
もしくは飲む際にペーパーフィルターの上からコーヒー焼酎を注ぐのもアリです。
コーヒー焼酎の飲みすぎには注意が必要
コーヒー焼酎の飲みすぎには注意が必要です。
焼酎には当然ながら、アルコールが含まれています。
またコーヒーにはカフェインが含まれています。
この2つの成分はどちらも利尿作用があるため、飲みすぎると脱水症状に陥る可能性があります。
またコーヒー焼酎は酔いやすい可能性も出てくるため、飲み始めはゆっくり、少なめに飲むのがおすすめです。
自分なりの作り方でコーヒー焼酎を楽しもう!
いかがでしたでしょうか?
「コーヒー焼酎とは?おすすめの組み合わせから気になる作り方をご紹介」というテーマでお伝えしました。
今ブームのコーヒー焼酎ですが、作り方は至って簡単です。
様々な割り方、作り方があるため今回ご紹介したおすすめの組み合わせを参考にしながら、是非お気に入りのコーヒー焼酎を見つけてください。
コーヒー焼酎を飲む際には注意すべき点もあるため、お酒を飲む際にはほどほどに…!
またコーヒーと日本酒も相性抜群です!
詳しくは「日本酒とコーヒーの飲み合わせは合う?美味しい作り方・レシピも紹介」の記事を参考にしてください。