今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
それでは早速見ていきましょう。
そもそもアメリカンコーヒーとは?
そもそもアメリカンコーヒーとは、浅煎りで焙煎したコーヒー豆でいれたコーヒーのことを指します。
浅煎り豆をお湯でいれたコーヒーまたは、抽出したコーヒーをお湯で薄めたコーヒーの2通りがあります。
以下で詳しく見ていきましょう。
アメリカンコーヒーの味の特徴
アメリカンコーヒーの特徴はコーヒーの苦味が抑えられていて、ゴクゴクと飲める軽い味わいな点です。
「アメリカン」と言われることも多々ありますが「アメリカーノ」とはまた別のコーヒーになります。
またアメリカンコーヒーという名前は、日本独自のものです。
アメリカンコーヒーというの名前の由来
「アメリカンコーヒー」という名前の由来には諸説ありますが、アメリカには本来「コーヒーを多めのお湯で淹れる」または「濃いコーヒーにお湯を淹れる」という風習が存在しました。
どちらも1杯のコーヒーに使うお湯の量は、通常の約1.2~1.4倍にもなってしまいます。
このアメリカンな飲み方が日本にも伝わってきことで「アメリカンコーヒー」と名付けられたとされています。
アメリカンコーヒーに含まれるカフェインとカロリー
ではアメリカンコーヒーに含まれるカフェインやカロリーはどのくらいなのでしょうか?
これはコーヒーの濃度によってそれぞれ変わってくるため、一概には言えませんがアメリカンコーヒーはエスプレッソよりもカフェイン濃度が濃いとされています。
エスプレッソ1杯のコーヒー豆の適量は約7グラム、一方でドリップ式だと約10グラム。
この違いがカフェイン量に影響してくるわけです。
またアメリカンコーヒーのカロリーは、240mlで約52kcalです。
是非参考にしてください。
アメリカンコーヒーの2つの違い

また、アメリカンコーヒーの2つの違いがあります。
よく比較されるのは以下の2つです。
1つ1つ見ていきましょう。
1. アメリカンコーヒーとブレンドコーヒー
そもそもブレンドコーヒーとは、複数の産地のコーヒー豆を配合したコーヒーのこと。
そうすることで、ブレンドコーヒー特有の味わいを作りだすことが出来るためです。
一方で、1種類のコーヒー豆のみ使用するコーヒーをストレートコーヒーと言います。
結論としてアメリカンコーヒーは、ブレンドされているのが一般的。
冒頭でも説明した通り、「浅煎りの豆をお湯で抽出したコーヒー」「お湯で薄めるコーヒー」という淹れ方自体を指します。
そのため、「アメリカンコーヒーには絶対このコーヒー豆を使う」といった指定はありません
つまり、スーパーなどで市販されているアメリカンコーヒーは、アメリカンコーヒーの味わいを楽しめるようブレンドされているものが大半でしょう。
スーパーのおすすめコーヒー豆が知りたい方は「スーパーの美味しいコーヒー豆&粉おすすめ10選!市販でも侮れない」の記事を参考にしてみて下さい。

2. アメリカンコーヒーとアメリカーノ
2つ目はアメリカンコーヒーとアメリカーノの違いです。
ずばりアメリカンコーヒーとアメリカーノの違いは、使用されているコーヒーと抽出方法にあります。
本来、アメリカーノという名前はイタリア人が”アメリカ人はコーヒーを薄めて飲む”というところことから名付けられたとされています。
つまりアメリカーノはイタリア人には馴染みがあまりなく、ほとんどはアメリカ人や海外から来た方が飲むコーヒーというわけです。
アメリカンコーヒーの2つの淹れ方


ここからはアメリカンコーヒーの2つの淹れ方を見ていきましょう。
まとめると以下の通りです。
- 浅煎りの豆で淹れる
- お湯で薄めて淹れる
1つ1つ解説していきます。
1. 浅煎りの豆で淹れる
最初に言っておくと、浅煎り豆でいれる場合のポイントは3つあります。
- お湯は多めにする
- 粉は細かくしすぎない
- お湯の高温度にする
この3つを抑えるだけで劇的にアメリカンコーヒーを美味しくすることができます。
お湯は多めにする
コーヒーの粉量10gに対して、出来上がり量は120mlが基本ですが、アメリカンコーヒーは粉量10gに対して出来上がり量を150~160mlなるようにしましょう。
通常より多めのお湯で抽出してください。
粉は細かくしすぎない
粉は細かくしすぎると、湯だまりの原因となってしまいます。
細かすぎる粉はアメリカンコーヒーには不向きです。
中細挽きか中挽きの粉がベストです。
お湯の高温度にする
お湯の高温度にすることで、コーヒー粉が良くふくらみ、抽出を促してくれます。
つまり、湯だまりしにくくなるというわけです。
2. お湯で薄めて淹れる
続いてはお湯で薄めて淹れる方法です。
お湯で薄める場合のポイントは1つ。
- 低温度のコーヒーをお湯で薄める
これだけです。
まずお好みのコーヒーの粉量10g、出来上がり量120mlにドリップしたコーヒーをカップに注ぎましょう。
そこへ低温度のお湯40~50mlを加えたら完成。
アメリカンコーヒーの味が薄いというのは勘違い


ここでよくある質問に答えていきます。
これに対しての答えはNOです。
アメリカンコーヒーの味が薄いというのは勘違いです。
かつて本場で流行していた、アメリカンコーヒーを体験した日本人が「色が薄くて苦味が少ない…コーヒーをお湯で薄めているだけか。」と勘違いしたまま持ち込んだことが由来になったとされています。
確かに、アメリカンコーヒーはお湯で薄めて作る方法もありますが、ブレンドする工程でそれを考慮した味わいにしていることがほとんどです。
昔に伝わったことが、今でも続いてしまっているというわけですね。
アメリカンコーヒーに使われるおすすめのコーヒー豆


続いては、アメリカンコーヒーに使われるおすすめのコーヒー豆をご紹介していきます。
アメリカンコーヒーには、大きく3種類の豆が使用されます。
- 中米系:明るい酸味&すっきりとした口当たりが特徴
- ブラジル:口当りが柔らかい&酸味と苦味のバランスが程よい
- コロンビア:甘い香り&しっかりとした酸味とコクが特徴
ブラジル産のコーヒー豆についてより詳しく知りたい方は「ブラジルコーヒーの特徴とは?豆の種類から美味しい飲み方まで解説」の記事を参考にしてみて下さい。



コロンビア産のコーヒー豆については「コロンビアコーヒーの特徴とは?豆の品種から美味しい飲み方まで解説」の記事をチェック!



アメリカンコーヒーには、苦味の強い豆、個性的な香りの豆が使われることがあまりありません。
そのためマンデリン、エチオピア、モカなどの特徴の強いコーヒー豆は避けたほうが良いでしょう。
コーヒー豆選びに自信がない方などは「アメリカンブレンド」のコーヒーを買うことをおすすめします。
浅煎りのコーヒー豆がおすすめ
アメリカンコーヒーには基本的に浅煎りの豆が使われます。
- ライトロースト
- シナモンロースト
以上のような焙煎度合いです。
市販されている「アメリカンブレンド」のような商品も大半がライトローストになっています。
すっきりとした酸味が特徴で、アメリカンコーヒー同様飲みやすいのが魅力。
おすすめをまとめると以下の通りになります。
- ロクメイコーヒー
- 極上コーヒーセレクション
1つ1つ解説します。
ロクメイコーヒー


奈良で1974年から続く、超有名なオンライン通販サイトです。
焙煎技術の日本一を決める「ジャパンロースティングチャンピオンシップ2018年」優勝の焙煎士が作る”スペシャルティコーヒー”が特徴。
浅煎りのコーヒーが美味しいと有名です。
品揃えが豊富であり、お祝い事別にギフトセットのライナップも充実しています。
「スペシャルティコーヒー お試し飲み比べセット 100g×3種」は、送料無料で初回のみ100g入り700円程度と安くなっています。
おしゃれなパッケージも魅力的なので、気になる方は是非ロクメイコーヒーの公式サイトから買ってみてはいかがでしょうか?



極上コーヒーセレクション


イタリア屈指のマエストロ監修の浅煎りのコーヒーを、毎月お届けしてくれる定期便通販サイトです。
コーヒー初心者の方にも大好評の豊富なラインナップが魅力的。
50種近くのコーヒー豆から厳選してれるのも嬉しいポイントです。
世界各地の香り高いコーヒーが飲める
「極上コーヒーセレクション」では毎月いろいろな世界各地のコーヒー豆が選択できます。
苦味と酸味のバランスが良く、後味が大好評です。
袋を開けた時の香り、コーヒー豆を挽いたときの香り、落ちた際の香りがそれぞれ心地良いんです。
是非定期便で購入してみてはいかがでしょうか?
好みの淹れ方でアメリカンコーヒーを楽しもう!


いかがだったでしょうか?
「アメリカンコーヒーとは?違いから美味しい淹れ方まで徹底解説【保存版】」というテーマでお伝えしました。
アメリカンコーヒーはブレンドがほとんどですが、逆に言えばそれだけ楽しみがいがあるわけです。
またアメリカンコーヒーにおすすめのコーヒー豆は浅煎りになります。
是非今回ご紹介した豆を参考にしながら、購入してみてください。損はしないはずです。
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